北条麻妃「男性遍歴をすべて監督に話しちゃいました」

某メーカーのイベント会場で見かけた着物姿の北条麻妃は、日本美的な妖艶さを漂わせていてひと際、目を惹く存在だった。以来、注目してきた北条麻妃にインタビューを敢行した。

北条麻妃――「愛の漂流者~本当にあったワタシの性自伝」という作品が9月に出ますね。どんな内容ですか?
自分の過去の男性遍歴をつづったものです。昔、出会い系にはまっていたこととか、監督に、ひたすら、過去の話せること話せないことを全て話しちゃったんです。それを台本にしてもらって作った作品です。

――-北条さんほどの美人なら男に不自由したことないでしょ?
学生の頃は男性慣れしていなくて、男性と気軽に話せる女性ではなかったんですよ。バイト先で年上の大学生に恋をして、バイトをやめる前に告白したくて、年上の女性に相談して、告白する機会を作ってもらったんですけど、しどろもどろで、結局、振られましたね。「彼女いるんで」とか言われて。意外と振られることが多かったですね。私はクラスの人気者を好きになるタイプだったのですけれど、私を好む男の子はクラスでどちらかというと嫌われているタイプでしたね(笑)

――それは意外です。
昔から目立ちたくないのに目立っちゃうタイプだったんですよ。例えば背が高いとか。幼稚園のころから背が高くて、それが自分としてはコンプレックスだったんです。大人になればなるほど華奢な女の子の方が男の人は可愛いいって思うみたいで、私は昔から大きいからほっぽかれるタイプだったですね。同じ荷物を持っていても、背の小さい人とか、細い人の方が持ってあげるよって言われるじゃないですか。だから、結局、男の人に甘えられないとか、甘えちゃいけないんだとか、大丈夫だよって言っちゃう強がりを見せるような女だったんですよ、私。

――でも男を惹き付ける魅力は半端ないですよね。
昔からお尻は大きかったみたいで、よく知らないおじさんに、道のすれ違い様に「うわっ、けつでっかいな」とか、「いい尻してるな」みたいなことを別に露出しているわけでもないのに言われることがありました。今は嬉しいけど、昔はそういうことを言われるのが嫌だったですね。「お尻大きいとか失礼な」みたいな(笑)。

北条麻妃――最初に男を知ったのはいつですか?
体を知るという意味で言えば、高校3年の時に付き合った彼ですね。童貞と処女同士だったんです。でも、上手くいかなくて。互いに初めて同士だったからぎこちなさすぎて。痛くてやりたくないと思いました。なんで皆、こういうことをするんだろうって。でも、その後、年上の人と付き合うようになって、遊んでいる男の人って違うんだなぁ、こんなに女の扱いが上手いのかと思いましたね。それから年上の人との付き合いを重ねるようになって開花されましたね。

山や川でモデルの仕事も

――年上の男性に開花してもらっていた頃は何をしていたのですか?
私、一番最初はパテシエだったんですよ。お菓子職人ですね。専門学校にもいって洋菓子やケーキを作ったりして。白衣きて。帽子かぶって。でも体力仕事でした。すごく。砂糖の袋や小麦粉の袋を持って運ばなければならないので。その後はOLになったり。バイトも色々しました。高校生の時は食べ物屋さんでバイトしていました。

――AVは何きっかけですか?
バイト募集の冊子を見ていたら素人撮影会のモデル募集っていう広告があったんです。撮影会のモデルなら経験があったので、やってみたいなと思って話しを聞きにいったらAVのスカウトだったのです。

――撮影会のモデルの仕事もしていたのですか?
撮影会メーカーを立ち上げた方とたまたま知り合って、モデルのバイトをしていました。カメラが大好きなおじ様と撮影会メーカーの社長と私の3人で、よく山に行ってました。

――山ですか?
山とか川とか。自然も撮りたいけど女性の裸も撮りたいって言うのです。一眼レフカメラで。毎週末違う人がお客さんとして来るので。普段行かないような山とか川とか自然がたくさんあるところに行って、そこで夕日が出るのを待って写真を撮ったり、そういうモデルをやったことがあったから、また、やってみたいと思って話しを聞きにいったら…。

――AVのスカウトだった。
AVのモデルさんを探してますって言われて。「お断りします。そういんじゃないので。人前とかで絶対、出来ないんで」と言って断ったんですけど、5日間くらい毎日電話がきて、毎日説得されたんです。「あなた絶対、売れますよ」と言われて。「いやぁ、私、売れたいと思っていないんで。バイト探していただけなんでいいです。ほか探します」とか言って。

――でも出演することになった?
その人が一生懸命で、「僕は芸能のスカウトもやっていたことがあって」とか、「プロダクションもいっばい知ってるし」とか、なんか私が知らないことをいろいろ言ってくるんですよ。で、一生懸命話しをするから、とりあえず聞いてあげようかなくらいの感じで聞いていたのですけれど、だんだん、仕事として考えるようになって、それがAVに入ったきっかけです。

普通の女性の方がエロい?

――出演作品はドラマ風のものが多い印象です。
ドラマ仕立ての作品は結構好きですね。台詞覚えはいまだに悪いので、2行以上は無理って言ってますけど(笑)。自分の表現をシーンごとに台詞ごとに変えていけるじゃないですか。それが面白いし、深いなって思うんですよ。そうしてするセックスも違います。自分が素の状態でするのと、演じた自分で今、私はこういう気持ちの役だからと思ってやるから、やっぱり同じ行為でも変わってきますよね。やり方とか。その時の表情だったり、声だったり。表現も変わってくる。私たちは演技指導というものを受けていないけど、俳優さん以上じゃないかなって思う男優さんもいます。すごいなぁって。やってて楽しい仕事だなって思います。今まで色んな仕事をしてきましたが、この仕事が一番長く続いているんですよ。

――自分で自分のことをエロいと思ったりします?
私は意外と普通だと思います。この仕事していない女性の方が、エロかったりプライベートですごいことをしていたりとか。私は仕事だからいろんなエロをやっているけれど、もともとプライベートでそこまですごいドSな人とつきあったこともないし、変態さんと付き合ったこともないから、経験がないままこの業界にきちゃって、いろんなことが初めてすぎて、おもちゃとか。私はいろんなことがびっくりだったり、その積み重ねだったけれど、周りの人に聞くと意外と、まぁ、この業界の人以外でオープンに話せる人はあまりいないですけど、話しを聞くとすごいことをやっていたりして、同じ女性として私、経験が浅いなって思って。ハプニングバ―行ってるとか、プライベートで3Pやっているとか。そんなこと言うんですよ。

北条麻妃――でも男は好きでしょ?
女同士のレズ作品もいっぱい出てますけど、かといって女性がいとおしくて女の人の体を求めたいとは思わないので、そういった意味では私はやはり男性の方が好きです。私よりも経験が浅くて、童貞くんもそうですけど、何も知らない人に対してだったら可愛らしいなって思えたり。なんでも知っている男優さんでキャリアが長い年上の方だったら身も心も任せられるなぁとか。人によって自分の心も体も動くじゃないですか。

ファンとのドキドキが楽しい

――これから取り組みたいことは何ですか?
今、自分でやりたいことを結構やっていて。ファンの方とのイベントも自分で企画して実行しているんですよ。北条倶楽部って言うんです。事務所にOKをもらって、事務所が何か考えて打ち出すものではなく、DVDショップからオファーもらってメーカーさんのDVDを販売してサイン会をするのでもなくて自分のやりたいことをやっているのです。

北条麻妃
――どんなことをしているのですか?
ファンの方って独身の方が多くて、40代、50代、60代の方が多いのですけれど、あまり女性と外食に行くとかそういうタイプの方たちではないんです。お寿司屋さんでもカウンターで食べるお寿司って、おいしいお寿司屋さんいっぱいありますけど、そういったところで食べたことがないっていう方もいらっしゃるんですよ。あと屋形舟に乗ったことがないとか。なので、そういうのをイベントにしていっしょに行けたら楽しいかなと思って。お寿司屋さんを貸し切りにしてイベントやったりとか。私はお寿司屋さんの女将のような感じで着物姿に割烹着を着て、髪をアップにして。

――エロい演出はないのですか?
イベントなのでエロはないです。でも、割烹着姿がエロいと言われたり。普段、裸とかエロい行為はAVで見てるじゃないですか、皆さん。AVでは見れない姿、着物に割烹着とか、お寿司屋さんにいる私とか、屋形舟にいる私とか。そういうところに違うエロスを感じてもらっています。そこでお食事をしたり、お酒を私がついだりして、まぁ、大勢になるイベントですけど。私、1人でやっているイベントなので20人がせいぜいなんです。一応、タイムを計ってもらったり、ツーショットを撮ってもらったりしている週末だけのマネージャーはいるんですけど。私が1人で受付やって、司会進行やって、みんなを誘導していったり、お店も手配するので。

――どれくらいの頻度でやっているのですか?
月に一回程度でいろいろなパターンでやっています。

――それはすごい。
ファンの生の声を活かしているだけです。それで大阪行ったり、名古屋行ったり。この間は福岡にも行ってきました。自分が会いに行かないと会えないファンの人っているんですよ。東京でイベントを開催して、福岡だの北海道から来てくれる人はすごいありがたい話しです。でも、そういう方はまれだから、自分から足を運ばないと地方の人には会えないなぁと思って。それで行くようにしたんです。

――すごい行動力ですね。
ファンの方とドキドキしながら過ごすのが私も楽しいし、いい刺激になっているんじゃないかなって。皆さん月曜から金曜まで仕事を頑張って、週末にイベントに足を運んでくれるわけだから、土日にいかに癒やしとか、疲れが飛ぶようなこととか、悩みが消える感じになってくれたらまた月曜から頑張れるじゃないですか。私にとっては、皆さんが私のファンでいてくれることがすごく嬉しいことなんです。


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